1.計測の原理
魚の寸法は、魚がマーカーの何倍かを計測して算出します。
2.誤差の主な原因
①カメラと魚・マーカーまでの距離
真上から撮ると魚とマーカーがほぼ同じ距離になるので正しく寸法が算出できる。 斜めから撮るとA>Bとなり、魚がマーカーより遠くなるため遠近法によって小さい寸法になる。
②魚の傾き
魚を斜めに見るため、魚のサイズを実際より小さく計測してしまいます。
3.商品とマーカー毎の誤差の検証実験

今回検証に使用した魚モデルは、大きい方が66.5cm、小さい方が25.1cmです。

①□△専用マーカー(YQ-700B)
マーカーと魚を真上から撮影 マーカーと魚を真上から撮影
写真のように、マーカーと魚を真上から撮影することで、正しく計測することができます。
※ただし、スマートフォンの機種によってはカメラの性能が異なり、±5%程度の誤差が生じてきます。
□、△マーカーを魚の手前に置きマーカー側から斜め(45°)に撮影 □、△マーカーを魚の奥に置き魚側から斜め(45°)に撮影
マーカーを魚の手前に置いて、
斜め上から撮影すると小さく計測されてしまいます。
マーカーを魚の奥に置いて、
斜め上から撮影すると大きく計測されてしまいます。
□、△マーカーを魚の腹側に置き、魚の頭側から斜め(45°)から撮影
魚を斜めに見るため、実際より小さく計測してしまいます。
②メジャーマーカー(YQ-700B)
メージャーマーカーと魚を平行にし真上から撮影
※メジャーマーカーは基本的に真上から撮影すれば正確に測定することが可能です。
※△□よりも正確に計測したい時はメジャーマーカーの使用をお勧めします。

メージャーマーカーと魚を平行にして真上から撮影することで、正しく計測することができます。
メジャーマーカーを魚の手前に置き魚の腹側から斜めに撮影 メジャーマーカーを魚の奥に置き魚の腹側から斜めに撮影
メジャーマーカーを魚の手前に置いて、魚の腹側から撮影すると小さく計測されてしまいます。

メジャーマーカーは垂直から傾き30°までは、大きな誤差は少ないが、45°を超えると魚の形が変形し、誤差が発生する。
メジャーマーカーを魚の奥に置いて、魚の腹側から撮影すると大きく計測されてしまいます。

メジャーマーカーは垂直から傾き30°までは、大きな誤差は少ないが、45°を超えると魚の形が変形し、誤差が発生する。
メジャーマーカーを魚に対し斜めに30°くらいの角度をつけて地面に置き、真上から撮影
メジャーマーカーと魚が平行になっていないと小さく計測されてしまいます。
メジャーマーカーが
折れ曲がっている状態
メジャーマーカーの一部が
浮いている状態
メジャーマーカーが真っ直ぐになっていないと正しい計測ができません。
③計測グリップミニ(YQ-800)
計測グリップミニでグリップを水平にして魚を垂直に保持
左のように計測グリップを水平にして魚を垂直に保持して撮影することで正しく計測することができます。
計測グリップミニで魚を水平に持ち、正面から撮影
計測グリップミニで魚を水平に持つと、イラストのように魚の種類によっては曲がってしまうため、正しく計測できないことがあります。
計測グリップミニで魚を持ち、
尾側から撮影
計測グリップミニで魚を持ち、
斜め上から撮影
計測グリップミニで魚を持ち、斜め上もしくは左右から撮影すると小さく計測されてしまいます。
④計測グリップ(YQ-810)
計測グリップで魚を持ち、水平に撮影
計測グリップと魚を一直線上に合わせ、イラストのようにほぼ水平に撮影することで、正しく計測することができます。
計測グリップで魚を持ち、
斜め上から撮影
計測グリップで魚を持った時に
グリップがゆがんでいる状態
計測グリップで魚を持ち、斜め上から撮影すると小さく計測されてしまいます。 計測グリップで魚を持った時にグリップが前後に傾くとマーカーを認識できなかったり、正確なサイズ計測が出来なくなります。
計測グリップで魚を持ち、斜め右(左も同様)から撮影
計測グリップのマーカーが正面を向いていないと△が歪むため、
正確に計測できません。
4.夜間での測定方法
強い光がマーカーに当たらないように撮影
ヘッドランプやカメラの光の中心がマーカーの直接当たらないようにすると認識しやすくなります。
強い光がマーカーに当たっている場合
暗い場所で撮影する場合、ヘットランプやカメラの光の焦点が当たるとマーカーに反射してしまい、認識できない場合があります。

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